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カナダ国AB州でソーシャルワーカーしてます。 生活の一こま、カナダのニュースなど、 徒然に書き綴ってます。メールはこちら wasabisyouu@gmail.com
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今日からイースターを挟んだ、4日間の連休で、少しリラックス出来る。


4月4日に、UofC内での、研究発表会あった。

カルガリー、レスブリッジ、そしてこの市のSWプログラムを、

ビデオカンファレンスで結んで、研究の発表をするのである。


光栄にも、私の研究が選ばれ、発表する事になった

(去年末に初期分析の結果の段階で発表したいという申請をした)


2週間程前からプレゼンのスライドを、パワーポイントでつくり、

スーパーヴァイザーに2回もプレゼンの練習の相手をしてもらった。



その発表前日のより、緊張してあんまり夜も寝られなかった。

が、当日、リラックスして、堂々と発表出来た。


発表後、じゃんじゃん質問されて、私の研究結果がとても興味深いという証明となった。


見に来てくれたお友達、私のスーパーヴァイザーは、


"You've nailed it!" 

みんな釘付けだったよ!!




という褒め言葉を頂いた。それがとても嬉しかった。


研究がとても興味をそそられたらしく、



この研究を元にして、さらに深く研究した方がいいんじゃない?

PhD(博士号)過程でね。。



という事を、他の教授から言われた。

それほど面白かったのか。




ちょっとその気になってしまうじゃないですか


前回書いた、結論部分書き直しの件、

第1、2章のある部分を整理して、結論部分に持って来て、

多少の付け加えで済みそうな感じ。

30ページも一から書き直す事にならなくて良さそうである。



博士号へ進む事はじっくり考えなくてはならない。

何せ、5年のストレスと歳月を付け足す事になるかもしれないからだ。

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金曜日にあった、卒論スーパバイザーとのミィーティング。


"I have some concerns."

『ちょっと懸念があるの。』




プロのソーシャルワーカー、ウン十年もの経験があるスーパバイザーですから、、


"You've got a problem" あなた、問題があるわよ!


なんて、口が裂けても言いません。


言葉をえらんで、問題がある場合、 Problems でなくて、concernsを使うので、

Concernsという言葉が出た場合、『80%問題が有る』と思っていい。

というのが私の理解。




先日提出した、論文の結論部分に問題が有るらしい。

イントロ、結果、そして結論という論文の流れなのだが、

結論の部分が、ちょっと、全体から見て論線から外れているような感じだそうだ。


でもバイザーは、

『山葵が、このままでいいと思うなら、いいのだが、私を納得させて欲しい』とうのだ。







この瞬間、春の卒業は,

海のもくずとしてて消えて行った。。。




卒論口答弁論は、6月、論文提出は9月まで完了出来たら、

11月卒業に間に合うな。(遠い目)

でも、そんなゆっくりした事言っていられない!


一ヶ月で結論分の30ページを書き上げるつもりでがんばるぞ!!

6月終了願望、徹夜でも良い。がんばるぞ〜!!

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先週、2月9日の木曜から仕事を再開した。


9日と中途半端なのは、7日分あった有給を先に使わないといけなかったので、

先に使った日の翌日から3ヶ月間の休職という事だったからだ。


ボス、同僚、みんな快く迎えてくれたのが、とっても嬉しい。


会う人会う人、

『卒論は終わったの?』

と聞かれるのがうっとうしいが、

『まだ。でももうちょっと』

と答えるしかない。

先週卒論スーパバイザーと会い、130ページにわたる論文のデジタルコピーを渡した。


バイザーの感触は良さそう。もしかしたら、有名なジャーナルに出版出来るかもしれない(と言う淡い期待も有り)



帰り際に、『6月の卒業を目標としているから、4月末にはどうしても、ディフェンス(口答試問)と、論文の提出は終わらせたい。』

という事を、再度知らせた。バイザーからも、大丈夫そうな返答が帰って来た。

どの教授を、私の論文の審査員にするかと言う、選別も聞かれた。

「誰でも良い」と私は答えた。

どの教授も、Hard markers(厳しい点ばかりくれた、難しい先生)ばかりだからだ。

Externalと言って、ソーシャルワーク以外の分野の審査員を選ばないといけない。

私の論文は、日本人と日本文化に関係しているので、

東アジア研究の教授の中に、日本人の教授が居る事を伝えた。


だんだん、終盤戦に入って来ているのが、嬉しいやら、怖いやら。

早く、この大仕事から解放されたい。



幸運にも、このセメスター、私のスーパヴァイザーの教えたクラスは既に終わり、
課題も点数をつけ終わったらしく、、

この教授についているのは、PhDの学生と、私だけ。本当に集中してみてもらいたいものである。



パートタイムであるが、仕事が始まった事により、

仕事にも、論文への時間の割当も、だんだん緊張感と張り合いが出て来た。


今日もらったケース、3件。

お友達も言ってくれた様に、体をだんだんならして行くにはちょうどいいのだろう。

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このワタクシ、日本の学歴は専門学校卒。

でも、こちらの大学で勉強出来て、つくづくよかったと思う。


『覚える』という事も大切だが、『その知識をcritical (評論)する事』が出来る様になった。

批評という言葉を聞くと、あら探しという感じがするが、そうではなく、

その知識をあらゆる角度から見て、信頼出来る物であるか、

ほかに解釈が出来ないかどうか、と考える力が備わったのである。




例えば、10年前くらいだろうか、予防接種が自閉症を引き起こすという

学者の論文が出たが、それで予防接種をさせない親が未だにたくさんいる。

その後、何十ものその発見を否定する論文が出ている。


一つの文献だけで、決めつけるのはよくないのだ。

リスクと利点を良く理解した考え、納得した上で、判断するという事が必要なのである。



徹底的に、大学と大学院で教えられたこの力が、一番の宝である。

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こちらの大学で、English 100レベルをとった方にはなじみの言葉ですが。。

English 100 とは、大学一年生レベルの国語というか、英文学。



今からさかのぼる事、8年前、ちょうど大学に入りたて、このクラスとりました。

よく言われたのが、


K.I.S.S.


Keep it Simple, Stupid.


文章を書く際、文は短くしておけ。




旦那に、論文のレヴューをお願いした所、旦那からの意見は、

『私の書く文章は長くて、まとまりがなく、よくわからん。』


そうです。



学者さんたちの論文の文章は、結構長いんですよ。

文が長いからって、かっこ良くなる訳でなし、

私の分は、焦点が分からなくなりクリアじゃない、と言う指摘。



ホントにそうだ。ダラダラ長くって、後から読んでも意味がさっぱり分からん。


ま、学者さんたちはプロ、私はまだまだ尻の青い学生なので、

まねする事無く、言いたい事をはっきり述べようと思う。



K.I.S.S.ですよー。 学生のみなさん。

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