忍者ブログ
カナダ国AB州でソーシャルワーカーしてます。 生活の一こま、カナダのニュースなど、 徒然に書き綴ってます。メールはこちら wasabisyouu@gmail.com
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


立て続けのアップで、課題から逃れるための
現実逃避をしているからと自覚している山葵ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。


先日、同僚のクライアントに、不幸がありました。
というのも、同僚がクライアントに会った翌日の朝、
そのクライアントは、遺体で発見されたそうです。

その同僚がクライアントと最後に会ったのは、先週の月曜日の夕方、
遺体で発見されたのが、火曜の朝8時だそうですから、
夕方6時から朝8時までの間に、何か起こったようです。
同僚が会った時は、普段どおりで、何事も無く子供と
Wiiをして遊んでいたそうですから、、
同僚も相当ショックを受けていたようです。
『何かの兆候であるサインを見逃したのではないか? 何か出来なかったのだろうか。』
すごい責任を感じていたようです。
ボスから連絡を聞いて、少しでもサポートしてあげなければと思いすぐに電話しました。
案の定、同僚の声は重かったのでした。
『あなたのせいではないし、いつでも力になるから、落ち着いたら電話してね』と電話を切りました。

一週間後の本日、同僚に会いました。
昨日、そのクライアントのお葬式に参列したとのことでした。
もちろんクライアントが亡くなった訳ですから、
Case Closedとなり、同僚も、、、“life goes on….”と呟いておりました。

過去にも、クライアントが自殺して、遺書に、
“ I hate my family… I hate my social worker.!”と書いてあったそうです。
そのワーカーはもちろんショックで、長期休暇を取ったまま、
職場復帰しなかったそうです。

ソーシャルワーカー、看護師、医者など、人を助けたいと思うから、
こんな職業に就いているのだけれど、もし、私のクライアントが
大変なことになったら。。。。
人間ですから、気があったり合わなかったりして、好き嫌いあり、
クライアントのみんなに好かれようとは思ってませんが、
“I hate my social worker!”なんて書き置きされたら、
私も、ソーシャルワーカーやめるでしょうね。。。
私たちも、生と死は紙一重と認識した日でした。

拍手[1回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック