忍者ブログ
カナダ国AB州でソーシャルワーカーしてます。 生活の一こま、カナダのニュースなど、 徒然に書き綴ってます。メールはこちら wasabisyouu@gmail.com
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


だいぶ、病院でのソーシャルワーカーという仕事に慣れてきました。


病院でのSWの業務は大きく分けて、4つ


1)患者さんの退院先のアレンジ

身寄りのないお年寄りなどに、住む所を手配する




2)ファイナンス面

仕事中での事故であれば、労災申告、しばらく働けなければ、Employment Insurance の申請の手伝い。

私的の保険がなく、処方箋の薬が買えない場合、Income Support やSenior benefitsなどの申請手伝い。

3)患者さんや家族へのClinical Counseling




4)退院したあと、地域にあるいろいろなサービスとの架け橋



5)医者や、看護師さん、他の医療チームへのコラボ




どうやって早く、スムーズに患者さんが家に帰れるか、普通の生活に戻れるか

という事が鍵になる。






上記の中で、一番の腕の見せ所は、

患者さんや家族へ、Therapeutic Counselling をすること


少しでも、手術前後のストレス、不安、怒り、などなどの精神的な面を和らげ、

退院するまでの滞在を心地よくする事。

それが、リカバリーを早め、すぐに家へ帰れる事に繋がる。





これが一番、面白い。




幾度となく、看護師さんから私の方へ電話やポケベル(今時!!)が鳴り、

『患者さんが今、動揺しているから(泣いているから、など)すぐ来てほしい』

と連絡がある。

すぐに病室へ駆け込んで、Therapeutic counselling をするのだ。

だいたい1時間ぐらい病室に座って、じっくり話をするのだ。

一度やると病み付き。

やっぱり、Clinical Social Work (臨床SW)は楽しい。

大雑把に言うと、こんな所が病院でのSWという仕事だろうか。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック