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カナダ国AB州でソーシャルワーカーしてます。 生活の一こま、カナダのニュースなど、 徒然に書き綴ってます。メールはこちら wasabisyouu@gmail.com
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山葵も結構な年なので、夫婦ともにファミリードクターにて

定期健康診断のようなものを受けて来た。


一通りの血液検査、例えばコレステロール、糖尿病、そのた諸々の検査を受けて来て、

それから、身体検査、指診など。


山葵は異常なし、健康そのものの太鼓判を押してもらったが、

どうやら、旦那の方にちょっと懸念される要素が見つかった。

以下は山葵と、旦那の会話。




私:どうだった?

旦那:すべて正常なんだけど、心臓まぁまぁなんで、超音波を受けて来いって。

私:心臓まぁまぁなら、受けなくてもいいんじゃない?

旦那:でも心配だから、予約するよ。。

私:ふーーん。そう。。




以後、車の中で、旦那様、心臓の事をやたらと気にしている。






旦那:また心配事が増えた。。

私:心臓まぁまぁ何でしょ?なんでそんなに気にするの???大丈夫よー。






以後、夕食頃まで、旦那がウダウダ心配している。



私:なんで、そんなに心配してるの??心臓まぁまぁって言ったじゃない?

旦那:もしかして、山葵、心臓まぁまぁの意味を知らないの??

私:えっ??まぁまぁじゃなくて、英語なの??

旦那:知らないのなら、知ってる振りせず、早く言ってよね。。。







Heart Murmur マァーマァーと発音する。

とは、心雑音

の事で、心臓に異常があるかもしれない、という事。

それで、あんなに心配してたのか。。ハハハ。冷汗



原因は、山葵が憶測するに、旦那の仕事上のストレスだと思う。

それと、元来の心配性のため、些細な事でも、すぐ心配するのである。

私が心配しなくてもいいって言うと、余計に心配するらしく、私が、心配して慌てふためいている方が、彼にとっては気が楽になるようだ。

心配しているふりをする事にする。



超音波を受ける様に指示した紙をもらってきた先週から、なかなか寝付けない旦那。

かわいそうと思いながら、

『あなたが先に死ぬのは確実から、生命保険今のうちにたっぷり掛けておくね。RRSPの受け取りも、私に直しておいてね』

と冗談めいて言う、鬼嫁ここに有り。


でも、ちょっと心配です。狭心症とかだったら、怖いよねー。。

あんまり心配してないけど。おっと、この心配していない事が、旦那には負担になるのか。。




も一つ、賢くなったかな。

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ニュージーランドの、クライストチャーチの地震から一年。


私の母校の後輩である、専門学校の生徒12人が、この地震で亡くなった。


私の同級生である、N子とその先輩後輩達が協力し合って、

一生懸命募金を募ったり、家族や遺族に何か出来ないかと、

頑張っていたのを、海の向こうから、人ごとの様に感じながら眺めていた。


夢破れ、地震で命を落とさなければならなかった、若い命。

何が起きたか分からないまま命を失った。悔しかったろうね。。無念だったろうね。



旦那にも話したが、この山葵、罪悪感を感じた。今も感じている。

というのも、同じ学校に通ってはいたものの、ウン十年も前の事なので、

学校の事、行事などは良く覚えていない。

卒業してから今まで、合計3つの大学に通ったし、私自身もここ10年いろいろ有りすぎて、20代前半の事はあんまり記憶がなくなっている。

母校として強く感じ、思い入れがあるのは、最初の学士をとった大学と、今の大学院。

申し訳ないが、寄付してくれと頼まれたら、この2つの大学に寄付するだろうと思う。


一生懸命頑張っている友達を見ながら、そう思っている自分が居る事に、とても罪の意識をとっても感じるのだ。

そのN子、最初は辞退したらしいが、来週、一周忌でNZへ行くと聞いた。


この学校の生徒の犠牲者だけではなく、この地震で犠牲になったすべての人々その家族の方々に、祈りを捧げたいと思います。

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先週、2月9日の木曜から仕事を再開した。


9日と中途半端なのは、7日分あった有給を先に使わないといけなかったので、

先に使った日の翌日から3ヶ月間の休職という事だったからだ。


ボス、同僚、みんな快く迎えてくれたのが、とっても嬉しい。


会う人会う人、

『卒論は終わったの?』

と聞かれるのがうっとうしいが、

『まだ。でももうちょっと』

と答えるしかない。

先週卒論スーパバイザーと会い、130ページにわたる論文のデジタルコピーを渡した。


バイザーの感触は良さそう。もしかしたら、有名なジャーナルに出版出来るかもしれない(と言う淡い期待も有り)



帰り際に、『6月の卒業を目標としているから、4月末にはどうしても、ディフェンス(口答試問)と、論文の提出は終わらせたい。』

という事を、再度知らせた。バイザーからも、大丈夫そうな返答が帰って来た。

どの教授を、私の論文の審査員にするかと言う、選別も聞かれた。

「誰でも良い」と私は答えた。

どの教授も、Hard markers(厳しい点ばかりくれた、難しい先生)ばかりだからだ。

Externalと言って、ソーシャルワーク以外の分野の審査員を選ばないといけない。

私の論文は、日本人と日本文化に関係しているので、

東アジア研究の教授の中に、日本人の教授が居る事を伝えた。


だんだん、終盤戦に入って来ているのが、嬉しいやら、怖いやら。

早く、この大仕事から解放されたい。



幸運にも、このセメスター、私のスーパヴァイザーの教えたクラスは既に終わり、
課題も点数をつけ終わったらしく、、

この教授についているのは、PhDの学生と、私だけ。本当に集中してみてもらいたいものである。



パートタイムであるが、仕事が始まった事により、

仕事にも、論文への時間の割当も、だんだん緊張感と張り合いが出て来た。


今日もらったケース、3件。

お友達も言ってくれた様に、体をだんだんならして行くにはちょうどいいのだろう。

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日本はただ今デフレ、カナダはインフレ。

カナダの物価は10年前に比べて、跳ね上がっている。


カナダに住んでいて、時々辛い時があるのは否めない。


過去には、日本に帰りたいと思った事は何度もある。

サービスは至れり尽くせり、食べたいラーメン、

美味しいお寿司も好きな時に、好きなだけ食べれる。

両親、家族、友達もたくさんいる。


カナダ人と結婚した訳ではなく、自分の意志で永住権を取ったので、

いつでも日本へ帰る事は出来る。



でも、何で辛い思いをしてまで、カナダに居たいのか。


カナダでの女性の地位が、

日本に比べると高いから。


これに尽きる。


日本で一生懸命働いたのに、賃金格差、責任のある仕事はもらえない、

名刺を持つ事なんて、持ってほか。

若いうちは職場の華なんてチヤホヤ、言われているうちは良いが、

25過ぎたら、『寿退社、何時すんの』なんていわれて、

子供が出来ると、産休はもちろん、職場復帰などあり得ない。


そういう、女性に対しての格差、Sexism と言うのだが、日本に居て腹立たしかった。

其の怒りが、こちらで頑張る原動力となっていたのは、間違いない。





今は、仕事にやりがいを感じ、旦那の年収の8、9割を稼ぐ事が出来る。

うちらが家庭を切り盛りする上で、私の働きが、家族に対して貢献出来ているという満足感が有る。



もちろん、カナダでも、まだまだ男女格差は有るが、

日本から比べると、まだマシ。

自分がのびのびと生きていられるから、カナダに居るのだ。


後は、残業無し、3週間から始まる有給、のんびりな生活に一度はまったら、

日本で働く事は出来なくなった。っというのもカナダに居る理由である。

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前回の続き。

年金について、前回言いそびれた事が有る。

2008年3月に、日本とカナダ間に

 

『日カ社会保障協定』が発行された。

この協定は、2重加入防止と、年金加入期間の通算。


日本人なら誰でも加入しなければならない年金。

日本の年金を受け取るには、25年以上加入しなければならない。

たとえ一ヶ月でも不足だと、受け取れないのだ。

海外居住の場合、任意となるが、お金の余裕のある人は国民年金を払っている。

でも、海外で働いて場合、お給料から、CPPが引かれているので、

2重の払い。と言う事が出てくる。

それを解消しようと、この協定がサインされた。

カナダで働いている分は、日本の国民年金に加算されるのである。

ただし、2008年から。

日本で年金制度に加入していた期間 + CPPに加入していた期間 = 25年以上

で日本の年金の請求が可能になる。

 

カナダの国籍を取得していても日本の年金の請求が可能になった。

二重払いの防止をしているが、禁止している訳ではないので、

余裕のある人は、日本での国民年金を支払ってもよいかもしれない。

と、どこぞのガイドブックに書いてあった。

 

 

親に払ってもらっている人たちもいるかもしれない。

年金を支払うのは大事だが、引退の近い親に払ってもらって、

自分が引退した時、年金をもらおうというのは、

自分ことに責任が持てない人だと思うのは、私だけでは無いはずだ。

 

年金については、どの国も不安定であるには違いない。

 

やはり、自分でプランを立てる事が必要なのは、間違いない。

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